アルカンタラ・ルーフライニング

GranTurismo S AT

のオプションをご紹介するシリーズ


アルカンタラ・ルーフライニング

Alcantara roof lining



天井の内張りとピラーの部分をアルカンタラ素材に変更できます。



写真の一番上の薄いブルーの部分です。




色は、下記の5色の中から選択可能です。

Beige
Pearl Beige
Grigio
Nero
Blu Trofeo



ドアの内張りやシートの座面などにも使われるアルカンタラ


*アルカンタラとは・・・

その前に、実は、
エクセーヌ(Ecsaine)とは、東レが開発・展開しているスエード調人造皮革の

ブランドである。

なお、欧州及び自動車内装向けではアルカンターラ(alcantara)という

ブランド名で展開している。



エクセーヌの開発は1970年に東レの最先端技術を集結して行われており、

断面積比で髪の毛の400分の1という細さの原糸を用いて作られた。

当初、日本ではエクセーヌ、アメリカではウルトラスウェードという

ブランド名で展開し、特にファッション業界にて注目を集めた。


その後、イタリアのアニッチ社との合弁でイガント社

(現在のアルカンターラ社)を設立し現地生産を開始。



ヨーロッパではアルカンターラブランドとして展開するが、

後の自動車業界への進出においてこのブランドイメージが

見事的中し成功をおさめ、アルカンターラという名前が広く

市場に浸透する。


これはアルカンターラ=イタリアというマッチングイメージに

よる効果が大きく、意外にも日本の東レが開発したものだとは

一般的には知られていないが、これも東レがイメージ戦略

として意図した結果であるという。


耐久性や耐光性・難燃性が極めて優れており、通常の

本革スウェードや合成皮革と比較しても手入れに手が

かからないように留意されている。


このような優位点から、高級車の内装に比較的本革を

多用するヨーロッパでは1980年代になってから、維持に

手間を必要とする本革にとって代わる高級素材として

徐々に普及していった。



自動車内装用として最初に本格的に取り入れたのは1984年、

イタリアのランチアがテーマにて採用し、後に同社の

全車種で使用した。



ランチアデルタに採用された

ミッソーニ+アルカンタラ、おっしゃれでした〜♪



日本ではブランドイメージの高いランチアの高級内装材

として紹介され、以降トヨタや日産などの国産車の一部を始め、

メルセデス・ベンツBMWアストンマーチンなど、

多くメーカーで内装生地として使われ、もちろん

マセラティなどのイタリア車にも多くが使われている。



近年ではカスタムにおいても、シートカバーの素材として

だけでなく天井を始めとした内装張替え素材としても

使われており、人気が高い。


なお、アルカンターラという名称は、アラビア語のAl Kantarを

イタリア語風にアレンジした造語であり、日本とイタリア両国の

友好の「架け橋」であると同時に、東洋と西洋の文化の「架け橋」

でありたいという願いを込めた名前であるという。



2003年には自動車内装用が世界共通のアルカンターラ・ブランドに

統一された。



こんなアルカンタラ、実際にオプション装備するとどうなるかというと、

肌触りが良い、

高級感が断然増す、

薄い色の場合、汚れが目立ちにくい

日焼けによる色あせがしにくい

お洒落


以上のような理由で、オプション選択をおススメ致します。


オプション価格は、183,000円



これだけ変わるアルカンタラを装着して

この価格であれば、必ず選択したいですね♪